つらい足の疲れやむくみをセルフケアで解消
1日の終わりに、足裏がゴリゴリ!ふくらはぎがパンパン!という方必見
ヒールでの電車通勤や、デスクワークによる座りっぱなしが招くむくみなど、
足は何かと疲れがたまりやすい場所です。
足つぼマッサージが大好きという方も多いと思います。
マッサージ店に通うのもよいですが、毎日行くのは難しいので、
おうちでセルフケアができたらよいと思いませんか?
足裏で体調がわかる?反射区とは?
足裏は末梢神経が集まる部分です。
足裏は全身の縮図と言われ、
全身の臓器や器官の位置と対応しているというのが「反射区」という考え方です。
ゴリゴリしている部分や痛い部分は、対応する臓器や器官が疲れているかもしれない、と読むことができます。詰まりのある部分をしっかりとほぐすことで、全身の疲れを癒していきましょう。
ご自宅でできる足つぼケア
セルフマッサージ
動画では、自分でできる足つぼ・反射区ケアが紹介されています。片足5分程で寝る前などに行うと体がぽかぽかして、ぐっすり眠れそうです。
【手順】
1. 椅子に座って足を組む
2.手の人差し指の第二関節を曲げ、湧泉~尿管の反射区~膀胱の反射区までの詰まりや固さを取るようにごりごりとなぞる※湧泉:足の指を曲げるとできるくぼみの部分。足の中央のツボ。足のむくみ•冷え•睡眠不足によいとされます。※膀胱の反射区:土踏まずの下•かかとの入り口
3.足の親指から小指までを手の親指を使ってしごきほぐす
足の親指は脳の反射区で、睡眠不足やストレスによいとされています。人差し指・中指は目、薬指・小指は耳に対応しています。
4.土踏まずの上、人差し指から小指の下を、横のラインをなぞりほぐす。
肩こりのツボがあるので、痛い人が多いです。
5.4より指1本分下がった場所を同じく横になぞりほぐす
肺のツボがあるので、アレルギーや呼吸が浅い時にも刺激してみるとよいです。
1. 土踏まずをコの字を書くようにほぐす
ここは大腸の反射区なので、便秘の方には必須で、痛気持ちよく感じる方が多いです。
2. コの字の中をゴリゴリとほぐす
小腸の反射区なので、ほぐしてあげると、尿意をもよおす方も多いです。
3. 土踏まずの内くるぶし側をごりごりと刺激する
胃や十二指腸の反射区があり、暴飲暴食やストレスなどでお疲れの方も多い部分です。
4. かかとをグーの手で刺激する子宮系の反射区があるので、女性はよくほぐすとよいです。
忙しい方は、寝る前に湧泉(※)を刺激するだけでもおすすめです。
※湧泉:足の指を曲げた時にくぼみになる部分
足裏のつぼの中でも重要なつぼで、足つぼマッサージでは必ずこの部分を刺激します。
足が細くなる!リンパマッサージ
足底アーチが固くなってると太りやすいと言われています。
動画では、足底アーチをほぐし、内くるぶしから足の内側のリンパを流すマッサージが紹介されています。お手軽ではあるものの、ケアがおざなりになりやすい部分でもあります。詰まっていてごく軽い力で行っても痛い方が多いはずです。
ここをしっかりほぐすと美脚を手に入れることができます。
【手順】
1,足の内側の母指球の下横から甲の骨に沿って内くるぶしに向かってマッサージ
2,内くるぶしの斜め下の舟状骨周りをくるくるとほぐす
3.内くるぶしの裏を通り、スネのきわを膝に向かって流す
むくみ解消のふくらはぎマッサージ
ふくらはぎのむくみには、足裏だけでなく、ひざ下のマッサージも大切です。動画では片足5分で終わるふくらはぎのマッサージが紹介されています。
【手順】
1. 片足を一方の足の上に組み、腓腹筋を両手の指で挟み、横に動かしながらほぐす
2.片足を立てて、両手をグーの手にして、ふくらはぎを両側からグーでほぐす
3.片足を立てて、.親指をふくらはぎにおき、裏側から刺激する
4.内くるぶしとかかとの間の奥側のくぼみに指を引っかけてほぐす
まとめ
ご紹介したマッサージを、寝る前や、お風呂上がりなどに行うことで、足裏の疲れやふくらはぎのむくみを早い段階で解消することができ、ぐっすりと深い睡眠が得られるでしょう。
むくみを放っておくと、足が太くなったり、血行不良・代謝低下につながるなど、悪影響も多いので、その日の疲れはその日の内にケア、を心がけましょう。
最初は痛くても、毎日行うことで徐々に痛みもなくなり、
ゴリゴリした部分がなくなったり、見た目にもすっきりとしてくることがわかるはずです。
やっているそばから足がぽかぽかしてくるのがわかりますし、何より気持ちよいので慣れてくると、やらずには気が済まないようになるはずです。
ぜひ、毎日の足つぼ・むくみケアを生活に取り入れて、すっきりとした足を手にいれましょう。