ヘアドネーションって何?医療用ウィッグが出来るまで

ヘア

この記事のおすすめポイントは?

①ヘアドネーションって何?
②医療用ウィッグが出来るまで
③ヘアドネーションの注意点

この記事は、、

皆さんは、”ヘアドネーション”って聞いたことあるかな?詳しくは知らない方に簡単に説明すると、髪の毛をある程度まで伸ばして、それを寄付してウィッグを作ることが出来るの。

ヘア(髪の毛)+ドネーション(寄付)という言葉を組み合わせて作られたんだって!

「自分の髪の毛がお金になるの?」
って思うと思うんだけど、お金になるわけではなくて、寄付された31cm以上の髪の毛を使ってウィッグを作るの。そのウィッグを、病気や事故、先天性の病院などで髪の毛を失ってしまった子供達に無償で提供するんだって!

最近ではね、お金がなくて募金出来ないって子供たちも、自分の髪の毛を伸ばす事で、笑顔が増えるならとヘアドネーションをするために髪を伸ばしていたりするんだよ。

本当に素敵な活動だよね!
だけど、誰もが該当するわけじゃなくて、ちゃんとルールがあるみたい。
今回は、ヘアドネーションについてピックアップしていくよ。

ヘアドネーションとは?

ヘアドネーション(Hair Donation)とは、小児ガンや白血病などの病気、不慮の事故等で髪の毛を失った子供達に対して、医療用のウィッグを無償で提供する活動のこと。

ヘアドネーションによる医療用ウィッグは、100%人毛で出来ているため、見た目や質感がとっても自然なんだって!

髪の毛が無いことで「人に会うのが恥ずかしい」「学校へ行きにくい」といった悩みを抱える子供たちの社会復帰を手助けすることが出来る重要なアイテムなんだよ。

  

始まりは2009年

ヘアドネーションは、アメリカのLooks of loveという団体が行っていた活動で、日本では2009年に国内初のヘアドネーション団体であるNPO法人Japan Hair Donation&Charity(JHD&C)が発足したんだって。

現在はこの他に、NPO法人HERO 、株式会社グローウィング、つな髪プロジェクトという3つの団体が主催していているよ。

発足当時は、ヘアドネーションという活動自体の認知度が低く、髪の毛の寄付も少なかったんだけど、水野美紀さん、柴咲コウさん、紅蘭さんといった有名人が参加したことで、知名度が一気に上昇して、寄付が増加したんだって!

JHD&C

通称ジャーダックと言われる団体は、日本で初めてのヘアドネーションに取り組んだと言われているよ。

JHD&Cの医療用ウィッグは、JIS規格取得の「Onewig」というもので、自然な見た目と手触りが特徴的なフルウィッグになっているの。

子供たちの未来を守ることをモットーに活動を続けている素敵な団体です!

ヘアドネーションとして寄付するための髪の毛には、ルールがあるよ!

・カラー、パーマ、ブリーチOK

JHD&Cに寄付する髪の毛は、年齢、国籍、性別、髪質を問わず、カラーやパーマ、ブリーチをしていてもOK!癖っ毛や白髪でも問題ないし、多少のダメージヘアでも受け付けているよ。

・長さは31cm以上

なぜ31cm以上必要なのかというとね、この31cmという長さは、頭をすっぽりと覆うフルウィッグに使われる世界的な基準「12インチ」をセンチメートルに換算した数字なの。

癖っ毛の方は、髪の毛をピンと伸ばした状態で長さを測るといいよ!

・髪の毛が完全に乾いていること

ヘアドネーションする髪の毛は、シャンプーをする前にカットしよう。シャンプーをした後にしっかりと乾かしたつもりでも、毛束の内部には湿気が残っているの。

髪に少しでも湿り気が残っているとカビや雑菌が繁殖してしまう原因になるんだって。

・切り口を輪ゴムでしっかりとまとめる

どんなに長い髪の毛でも、切り口がバラバラで揃っていないとNG!
紐で縛ると、途中で緩んでしまう可能性があるので、ゴムでしっかりまとめること。

毛量が多い場合は、毛束をいくつかに分けてから切るとスムーズにいくよ。

・髪の毛の束は人ごとにまとめる

何人かでまとめて送る場合は、人ごとに髪の毛の束をまとめて送ると、その後の処理がスムーズにいくんだって。

つな髪プロジェクト

つな髪プロジェクトは主に、女性用ウィッグの製作とメンテナンスを手がけているよ。

株式会社グローウィングのCSR活動(利益にこだわらない社会貢献)の一環として行われていて、ウィッグの専門会社なので、医療用ウィッグのノウハウがあり、全部で5種類のウィッグを提供しているんだって!女性の悩みに寄り添う素敵な団体です!

つな髪の毛プロジェクトに寄付する場合のルールも紹介するよ!

・パーマ、ブリーチ、縮毛矯正、くせ毛、白髪はNG

先程の団体とは違い、パーマやブリーチ、縮毛矯正など施している髪と天然パーマや白髪混じりの髪の毛、ダメージの強い髪の毛は、受け付けてもらえないの。

ヘアカラーはOKなんだけど、明るめの焦茶やブラウン系などは医療用ウィッグには適していないので、練習用ウィッグに使用されているという。

・15cm以上か31cm以上の髪の毛

髪の毛は、15cm以上から受け付けているとというところが大きなポイントなんだけど、31cm以上でももちろんOK!ただ現在のところは、15cm以上31cm未満の髪の毛の受付は一旦停止しており、再開は未定。(2019年10月21日〜)

その他は、JHD&Cと同じで、髪の毛が完全に乾いていること、切り口をしっかりとゴムでまとめることなどがある。

HERO

HEROは、宮城県で設立された団体で2016年から活動を開始しているよ。

HEROでは、先天性の疾患・不慮の事故などさまざまな理由で髪を失ってしまった18歳以下の子供たちに人毛を使ったナチュラルウィッグを製作し、プレゼントしているんだって。

ウィッグを通して、子供達に笑顔・明るさ・元気・勇気を取り戻してもらいたいという気持ちで活動を続ける素敵な団体です!

HEROに寄付するためのルール。

・カラー、パーマ、ブリーチでもOK

軽く引っ張るくらいで切れてしまうようなダメージヘアでなければ、カラーもパーマもブリーチも受け付けているよ。縮毛矯正をしている髪の毛でも、日常的にしっかりとケアをしていて、主観的なダメージがなければOK!

その他は、他の団体と同じような理由で、しっかり髪が乾いていること、切り口を揃えてまとめること、31cm以上の長さがあることなどがあるよ!

ヘアドネーションの理念を理解し、その活動にボランティアで協力している”ヘアドネーション協会賛同サロン”と呼ばれる美容室や理容室もあるよ。

自分で切ってもいいけど、やっぱり経験豊富なプロにカットしてもらった方が安心だよね。
サロンによって、料金形態も変わってくるのと、ヘアドネーション後のヘアスタイルも仕上げてくれるので事前に確認し、話し合いをしてからカットしよう。

賛同サロンであれば基本的にヘアドネーション用のカットは0円で出来るみたいだけど、その後の仕上げの施術料がサロンごとに異なってくるかも。  

 

髪を伸ばさなくても出来ること

何年も髪の毛を伸ばすって結構大変なこと。

伸ばすだけじゃなくて、髪の毛のお手入れもしなきゃいけないし、ドライヤーはすごい時間かかってめんどくさいし、しゃがむと髪の毛が床についちゃうし・・・と日常に支障が出ることも。

そんな方は、チャリティもあるということを知っておいてほしい。

チャリティファンディング

返礼品付きの募金のことを言うよ。

図の様にオリジナルタオル、他にもシャンプーやハンカチなど、募金した金額によって返礼品を選ぶことができるの。

募金をしつつ、素敵なグッズがもらえるのは嬉しいよね。

医療用ウィッグが出来てから届くまで

ヘアドネーションした髪の毛はどういう過程で、ウィッグになるのか気にならない?

シャンプートリートメントはするのかな?

ウィッグが出来るまでの工程を紹介するよ!

開封して仕分け

事務局に届いたレターパックや封筒を開封して、中の髪の毛を仕分けるよ。

髪の毛の長さを計測して、S.M.L.LLに仕分け。

○Sサイズ・・・31cm〜(ショートウィッグ)
○Mサイズ・・・40cm〜(ボブウィッグ)
○Lサイズ・・・50cm〜(ロングウィッグ)
○LLサイズ・・・60cm〜(スーパーロングウィッグ)

それぞれの目安の長さで仕分けをするよ!

サイズごとに仕分けをした箱を計量して、トリートメント工場へ出発!!

トリートメント処理

送ってくれた髪の毛は、それぞれ太さも毛質も色も違うので、パーマやカラーはもちろん、白髪などの個性豊かな髪の毛を一つのウィッグとして自然に馴染むように処理をするよ。

処理が終わった髪の毛は、事務局へと返送。

キューティクルを取り除く

ヘアドネーションされた髪の毛を化学薬品に浸けて、キューティクルを取り除くよ。

「髪の毛は、キューティクルが大事だっていうのに取っちゃうの?」って疑問に思うと思うんだけど、このキューティクルを取ることで、髪の毛が扱いやすい状態になって、毛先や根元の向きに関わらず利用できるようになるんだって!

髪の毛にダメージを与えずにキューティクルだけを取り除くのには長年の経験がいるね。

PHを抑えるために中和する

キューティクルを薬品で取り除いた後は、髪の毛のPHを整えるために薬品で中和する作業をするよ。

この時点では質感は整ってくるけど、色味はまだバラバラ。

ダメージの強い髪の毛はこの作業で溶けてしまうこともあるみたいなので、薬品に浸ける時間や中和するタイミングは難しいそう。

ファッションウィッグにする場合は、この工程の前にブリーチで色を抜くらしいんだけど、ここではダメージのは避けるためにその処理は省く。

染毛

中和し終えた髪の毛は、トーンが明るくなり、質感も色味もまだバラバラだけど、染毛することで色味が均一になるの。

染毛剤が入った釜に髪の毛を漬け込んで、揉みほぐしたら、水にさらして染毛剤を洗い流す。染め上がった髪の毛は、職人さんが手作業で何度もすすぎながら絡まりを丁寧にほぐす。

キューティクルが取り除かれているので、ほぐれやすい状態になってるんだって。

束にして脱水

染毛された髪の毛をときほぐし、一定量の束にしてゴムでまとめるよ。

束ねた髪の毛は、専用の脱水機で脱水。事務局から送られてきた髪の毛は、質感・色が均一にされた後、別の作業場へと運ばれて次の工程へ!

素早く並べて乾燥

脱水された髪の毛は、乾燥作業場へと運ばれ、雑菌が繁殖しないように、スピーディーに手際よく並べる。

太陽の光に当てて、大体1日くらいでしっかり乾燥するよ。厚みが出ると乾きが遅くなって、雑菌が繁殖しやすくなるので、できるだけ平らに干すのがポイントなんだって!

梳毛・選毛・整毛・結束作業

・梳毛

化学処理が終わった髪の毛を、大きな剣山のような道具ですいて艶を出し、同時にゴミや汚れなどを取り除く。髪の毛をブラッシングするような感覚に近く、職人さん一人一人が間切りされた低い机で、黙々と作業をこなすよ。

隣で作業している人と髪の毛が混じらないように間切りされているんだって!

・選毛

髪の毛の状態、長さ、細さなどの細かいカテゴリーに分けて、手作業で行っているの。職人さんが一束手に掴み、剣山ですきながら艶を出し、瞬時に仕分ける。

化学処理を施した髪の毛にはキューティクルが無く、髪の毛に根元と毛先が無いのでどちらの向きにしても使用できる状態になっているよ!

選毛作業が終わると、職人さんが1本1本検品し、混ざったりヨレたりしていないかをチェック!

・整毛

検品された髪の毛を整えて束にし、その束を結束しやすいように並べながら、長さ別に揃え、均一に整えるんだって。

大体20人分くらいが1束になり、職人さんの手で結束されるよ。この後、生まれ変わった髪の毛は梱包され誰かのウィッグへと生まれ変わります。職人さんの手でまた新たなものに生まれ変わる瞬間を目の当たりにして、心が温かくなった。

自分の髪の毛がお金では無く、誰かを笑顔にする基になるそんな活動に私も協力していきたいと思います。

ヘアドネーションのHowto

ヘアドネーションは、どういうものでどんな団体がいて、どういう活動をしているかわかったかな?

皆が寄付してくれた髪の毛が新しい髪の毛に生まれ変わる過程も見て、何かちょっと感動した。

自分の髪の毛をただ切るだけなら、誰かの役に立つように切りたいと、ヘアドネーションをするために伸ばしている方も最近では増えてきているよね。

今回は、髪を切る決断をした方達のヘアドネーションに密着した様子を紹介していくよ!

高校1年生の女の子の場合

まずは、美容室に行きアンケートを記入。

バッサリ切る前にやっぱり記念写真は撮っておきたいよね。

どんな髪型にしたいとか考えがまとまっていなくても大丈夫だよ!

こちらの女の子は、腰の下くらいまでの長さがあるのに、ちゃんとお手入れをしているのか、とっても綺麗な髪を維持できているね。

来店きっかけは、今時のYouTube!
髪の毛を何束かに分けたら、切り口が揃うように、ゴムで束ねるよ。
束ねたゴムの1cmくらい上を、ハサミで思いっきりシャキンと切る。

自分の髪を切る経験はなかなか無いから、貴重だね。

髪の毛をハサミで切るシャキンって音が好きなんだよなぁ。

なんか清々しい!

賛同サロンさんだと、切った髪の毛をサロンの方で送ってくれるので自分で送る手間が省けるし綺麗に切ってもらえるからおすすめ!

この後は、シャンプーをしてもらって、自分好みのヘアスタイルに仕上げてもらうよ。元気で可愛らしいボブヘアに大変身!

ハサミでシャキンと切ったままだと、切り口真っ直ぐで違和感だけど、サロンでしっかり馴染むように仕上げてもらうとやっぱりぜんぜん違う!

高校1年生の女の子と同じくらいまで髪を伸ばすには3年くらいかかるし、そこまで伸ばし続けるのも、お手入れをするのもすごく大変だから、こちらの女子高生の心意気に拍手です!

12歳の少年の場合

小学4年生の頃から伸ばしている髪の毛はなんと50cmにも。

小学校を卒業するこの機会にヘアドネーションをするという。

男の子で髪の毛を伸ばすということは、周りからの目だったりが気になるし、「トイレに入っていくと皆が振り向くのが嫌だった」と話す少年は辛い思いもしたのだろうと思う。

そんな思いをしながらも伸ばし続けてきた理由があった。

2年前に少年は、抗がん剤治療で髪の毛が抜けてしまい悲しい表情をしているのをテレビで見てそれが忘れられないと話す。

自分にも何かできることがないかなと考えた末、当時お姉ちゃんがヘアドネーションをしている姿を見て、自分も同じ様に人の役に立ちたいとヘアドネーションを決意したんだって。美容師さんが話す様に、男の子でヘアドネーションをするっていうのはとても珍しいという。

自分の髪の毛にハサミを入れ、どこか寂しげな表情を見せるも、清々しい。こちらの少年の場合は、サロンからではなく自宅から郵送する。ドナーシートと呼ばれる、自分のプロフィールを同封して完了!

髪の毛が誰に届くかはわからないけど、渡った人が笑顔になってくれたらそれでいいと話す少年の笑顔にうるっときた。

性別、年齢、国籍、様々な条件は関係ないというが、大人になるにつれ、一歩踏み出すのには大きな勇気がいる。

こちらの少年のように髪の毛を伸ばすのには、家族の理解もなければ難しい。ウィッグを待つ子ども達は、200人以上待つのが現状なので、少しでも多くの方がヘアドネーション活動に参加してほしいと思う。

私は現在、肩甲骨あたりまで髪の毛を伸ばしてきているので、もう少し頑張って伸ばして、今年中にはヘアドネーション参加したいと思います!

心優しい思いが伝わります様に。

川栄李奈さんの場合

ロングのイメージが強い川栄さん。

髪の毛を染めていても出来るということを知り、ヘアドネーションに参加するよ。

川栄さんも自分の髪の毛をシャキンと切りご満悦な様子。

川栄さんのように、影響力のある芸能人がヘアドネーションに参加することによって、認知度はグーッと高まるし、川栄さんが言っていた「髪の毛を染めていても出来るなんて知らなかった」というように、知らなかったことを配信を通して知り、自分の知識にできるコンテンツがある今YouTubeだったり、TikTokというのは大きな発信源!

ウィッグの長さにもよるんだけど、1人のウィッグを作るには、大体30〜50人分の髪の毛が必要なの。

市販用のウィッグって大体大人用が多いじゃない?そうすると、子供用はフルオーダーになるからどうしても高額になってしまうんだって。

ずっと同じものを身につけているわけじゃ無くて、成長に合わせて作成するってなるととっても高額な費用がかかるよね。

それを、無償で提供してくれる団体さんの存在は、子ども達にとっても親御さんにとっても、かけがえのない大きな存在だと思うの。

だからこそ、ヘアドネーションという活動をもっともっと世の中に知ってもらって、参加する人が増えてくれたらいいなって心の底から思う。

髪を”切る”、”伸ばす”と言う選択肢だけでなく、”切るために伸ばす”という選択が当たり前の世の中になりますように。

まとめ

髪の毛を寄付するヘアドネーションは、病気や怪我などでウィッグを必要とする子ども達への社会貢献として注目されてきていて、SNSやメディアなどでも取り上げられ、当初よりはグイーンと認知度を上げてきている。

まだまだ知らない方の方が多いと思うけど、私たちの身近にあるYouTubeやTikTokなどのSNSでヘアドネーションをする動画が増え、活動に参加する人達は年々少しずつ増えてきているの。

長かった髪の毛をいきなりバッサリと切り、ショートやボブになる芸能人やモデルさんの背景にはこういったヘアドネーションの活動に参加したという情報が入ってくることもあるんだって。

ヘアドネーションは、「誰かの笑顔のために髪を寄付する。」だけでなく、SDGsにも繋がっていて目標3のすべての人に健康と福祉を、目標10の人や国の不平等をなくそう、目標16の平和と公正をすべての人に、目標17のパートナーシップで目標を達成させようなど、SDGsの目標達成にも貢献していて、世界を良い場所に導くための一歩にもなるという世界規模の大きな話なの。

私は2回程、ヘアドネーションに参加しようと思って頑張って髪の毛を伸ばしていたんだけど、途中で嫌になってしまって断念してしまった過去があるの。

今回ヘアドネーションをピックアップして、改めて活動の存在の大きさを知ったし、少年や女子高生が勇気を出して、ヘアドネーションをする姿と思いやりに感動したし、誰でも制限が無く始められる寄付を私もしたいって思った。

ヘアドネーションという活動が、世の中に広がるきっかけになりますように。