お顔のケアは入念にしていても、デコルテのケアはついついおろそかにしてしまうという方は多いのではないでしょうか。
ですが、「年齢は首を見ればわかる」と言われるように、首やデコルテは、年齢が出やすいパーツです。自分ではあまり見えていなくても、周りの人は案外よく見ているんです。
自分では見えにくいので、ついついケアを怠ってしまいますが、気づいた時には、しわしわの首、ハリや艶がなくなり、首筋はごつごつし、老いた印象に…そうなる前に毎日ちょっとずつのケアを取り入れてみませんか。
年齢が出やすい?デコルテケアが必要な理由
首やデコルテが老化する理由
そもそも、首やデコルテはどんな理由で老化するのでしょうか。以下の原因が挙げられます。
原因1・睡眠中の寝相や姿勢の癖
寝相がまったくない人はいません。どちらかに首を傾けて寝ていたり、二重顎になっていたり、何かしら癖があるものです。
睡眠中の6~8時間もの長い間、シワが寄ったままとなれば、あっという間にシワになってしまいます。しかも首の皮は薄いので、シワができやすく、こまめなケアが大切です。
原因2・頭の重さを細い首で支えているのでコリや血行不良が起きやすい
頭は思っているより重いので、その頭を支えている首はとても疲れやすいです。
その上、現代は長時間のスマホ使用によるストレートネック、パソコンなどのデスクワークで、余計に首や肩周りが疲れやすいです。
コリや血行不良をそのままにすれば顔色が悪くなるので全体的に疲れた印象になりやすいです。
原因3ほかのボディパーツに比べて紫外線などにさらされる機会が多い
首やデコルテはお洋服から出ている部分なので、どうしても紫外線にさらされる機会が多いです。
お顔と同じように首やデコルテも案外紫外線のダメージを受けているものです。
デコルテケアを正しく行うことで、ワンランク上の女に
デコルテケアを行うことで、
年齢とともにぼやけていた輪郭がしゅっとし、フェイスラインがきれいに見えるようになります。
鎖骨がくっきりと現れ、Vネックなどを着た際にも、女性らしい印象を与えることができます。
肩コリにもアプローチするため、肩の位置が下がり、首が長く見え、肩周りが全体的にすっきりとした印象に。顔からデコルテラインの血行がよくなるので、顔色がパッと明るくなり、ファンデーションをワントーン上げるくらいの違いがあります。
おすすめのデコルテケア
動画では、人気の美容家・石井美保さんが毎日行うデコルテケアが紹介されています。
やってみると、ぽかぽかと気持ちがよいので、面倒な気持ちにならず続けられそうです。動画では、デコルテケア専用の美容液やクリームが使われています。
香りなど、ご自身の好みのものを選ぶとケアの時間が楽しみになりそうです。
石井美保さんいわく、マッサージだけでなく保湿も大事で、夜のお風呂上がりの保湿、朝の外出前の保湿も徹底されているそうです。
1.クリームや美容液を手のひらにのばし、首全体に馴染ませる
2.両手をグーの手にして顎の下から耳の下まですべらせ、耳下腺リンパに流し込むようにする
3.首を左右どちらかに傾けやや上向きで首のシワのをばしながら、手のひらを耳から上から下におろし鎖骨に流し込む。耳から顎まで少しずつ場所をずらしながら同じように上から下へ流す
4.胸鎖乳突筋(耳下から鎖骨に向けて走る筋肉)を指でつまみほぐす
5グーの手で鎖骨上のポケットを内側から外側へ流す.
セルフマッサージ
動画では「ゴッドハンド」と呼ばれる高橋ミカさんのデコルテケアが紹介されています。
動画の女性もみるみる顔色が明るくなるのがわかりますが、
実際に自分でもやってみると、マッサージしているそばからすっきりとしてくるのがわかります。
特に鎖骨のポケットや、胸鎖乳突筋は最初は痛い方が多いはずですが、
やっている内につまりもほぐれてきて痛くなくなります。
動画ではデコルテケアのアイテムとしてルーシェが紹介されています。
1.クリームを首・デコルテ全体にのばす
2.耳の後ろから鎖骨上の三角ポケットのリンパ節に向けて3本指で流し、鎖骨上の三角ポケットまでいったら、円を描くようにぐるぐるとほぐす
3.少し首を上に向け、鎖骨からフェイスラインに向けて手のひらで引き上げる。中央から顎も二重顎をほぐすように引き上げる.
4.両手をグーの手にして、耳の裏から肩にかけて首横をなぞり往復させる。肩コリの盛り上がりをほぐすつもりで。
5.鎖骨下から脇の下のリンパ節まで3本の指で流す。グーの手で同じように鎖骨下からリンパ節まで流す。
デコルテケア専用の美容家電
美容家電が好きな方には、デコルテケアに特化した美容家電もおすすめです。
動画で紹介されている「LEDマスク」は、
LEDの力でコラーゲン生成を促進し、肌の細胞に栄養を届けるというものです。
10分つけるだけで特に首の皮膚の皮は薄いので年齢とともにそげた印象になりがち。
日々の保湿なども大切ですが、科学の力を借りて、ふっくらとしたお肌を目指すのもよいかもしれません。
エステサロンでデコルテケア
時にはプロの手を借りることも大切です。
デコルテドレナージュなど、デコルテケアのメニューのあるエステサロンや整骨院も多くあります。
身体のつくりや仕組みを熟知したプロによる施術では、
自宅ケアとはまた違った根本ケアが可能です。
アイクリームを首のシワ対策に!?
動画では、目の周りの細かなシワにアプローチするアイクリームを、
シワができやすい首に使うことをおすすめされています。
目の周りも首周りも皮膚が薄く動きが多い部分なので、ともにシワができやすいです。
そのため、アイクリームにはシワに強力にアプローチする成分が含まれています。
高価なアイクリームですが、首のシワがどうしても気になるという方は、スペシャルケアとしてアイクリームを首の横シワに使ってみるのもよいでしょう。
まとめ
デコルテケアはおろそかにしてしまう人が多いからこそ、少し手をかけるだけでも差がつきやすい部分でもあります。
お顔も首も人間の体は一枚の皮でつながっています。
デコルテまでが顔の一部と思ってケアをすることが大事です。
ケアとは言っても、マッサージ・リラクゼーション要素も強いため、気持ちよく行えるのがいいところですね。ダイエットなどとは違い、ケアを行いながら、結果が目に見えてわかるのも嬉しいところ。ぜひ鏡を目の前に用意して、自身でもビフォー・アフターの変化を楽しみながら行ってください。
毎日のデコルテケアで、鎖骨がくっきりと現れたデコルテ、ほっそりと女性らしい首筋、血色のよくパーンとハリのある首元、きれいなフェイスラインを手に入れて、周りの女性に差をつけましょう。