あなたの足の臭い大丈夫?足の臭いの原因と対策
冬こそ注意!足の臭いケアをすべき理由
忘年会などでお座敷にあがったり、
年末年始の親戚宅訪問など、何かと人前で靴を脱ぐ機会が増える冬。
おそるおそる1日中履いていたブーツや革靴を脱ぐと同時に、
嫌な臭いがぷーんと漂い、焦った経験のある方も多いのではないでしょうか。
足の臭いというと夏をイメージする方も多いかもしれませんが、
冬にこそ足が臭くなる罠がたくさんあります。
足が臭くなるメカニズム
なぜ、足が臭くなるかというと、足裏には汗腺が多く雑菌のエサになる汗をかきやすいこと、これまた雑菌のエサになる角質や垢がたまりやすいためです。
足裏には大量に汗腺があり、1日にコップ1杯分(200ml)も汗をかくと言われます。雑菌は汗をエサにして繁殖しますが、雑菌が繁殖する時に老廃物として「イソ吉草酸」・「酢酸」などの臭い成分を発生するため、汗をかくと足が臭くなるというわけです。
また、角質や爪の中にたまってしまう垢も雑菌の格好のエサです。
雑菌が角質や垢をエサにどんどん繁殖するため、足は臭くなりやすいのです。
その上、足はいつも靴下や靴をはくので、余計に蒸れやすく、意識してケアをしないとみるみるうちに臭くなってしまいます。
動画では、足の臭いに限らず、体臭予防について内科・皮膚科医目線で説明されています。
今すぐ徹底してほしい足の臭いケア基本
1.角質対策や爪をこまめに切る
角質や爪や爪の間にたまる垢は、足の臭いのもととなる雑菌の格好のエサです。そのため、角質が厚くガサガサになっていたり、爪が長く伸びてしまっていると、足が臭くなりやすいです。
スクラブやかかとやすりできちんと角質をケアすること(ただし、やりすぎは刺激によりかえって角質が厚くなるので厳禁です。)、爪をきちんと切ることが大切です。
2.同じ靴は連続で履かない!1日履いたら翌日は干すのがおすすめ
靴の中は高温多湿環境で雑菌が繁殖しやすいです。
1日履いたら翌日は干す、または1日履いたら中3日開けるなどがおすすめです。干せない場合にも靴用の乾燥材で、靴の中の湿気をとってあげると、雑菌の繁殖をおさえられます。
また、靴下の素材にこだわることもおすすめです。絹、麻、ウールなどの天然素材は化学製品よりも通気性が高いと言われているため、なるべく天然素材で作られたものを選ぶとよいでしょう。
ストレスマネジメントや運動不足解消
ストレスによる精神的発汗もあなどれません。ストレスにより、自律神経のバランスが崩れると汗の分泌量が増えることがあります。忙しい年末年始は、ストレスもためがちなので、ストレスマネジメントも重要になります。
また運動不足で適切に発汗ができていない場合や、足がむくんで老廃物がたまっている場合には、疲労物質のアンモニアが蓄積して、足の臭いの原因に。
軽い運動の習慣があればよいのですが、
動画では入浴前の軽いマッサージや、
足の付け根をトントンと叩くような軽いケアも勧められています。
冬は常備必須!足の臭いケアグッズ
足の制汗剤・靴の制汗剤
足を清潔に保つ習慣・靴のメンテナンスに加え、足の臭いケアのグッズの力を借りることも必要です。}
足の制汗剤には、直接塗りこむジェルタイプ、スプレータイプなど、いろいろ種類があります。
動画では、さまざまなタイプの消臭剤・制汗剤が紹介されているので、
自分にとって使いやすいものを選んで日々の足の臭いケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。
グッズで対策する足の臭い・「消臭靴下」
実は足がかいた汗はほとんど靴下に蓄積されます。
足そのものは洗ってしまえば臭いがすぐに消えます。
そのため、手っ取り早い足の臭い対策は、靴下を替えることです。もちろん、素足が清潔でなければ、すぐに臭くなってしまいますが、靴下に蓄積された菌がさらなる臭いを呼ぶ、という悪循環は、靴下を替えることで断つことができます。
しかし、職場の飲み会などでは、足を洗ったり、靴下を替える暇なく、靴を脱がなければならない場面もあります。そのような時には、消臭機能のある靴下がおすすめです。
最近では、100円ショップなどでも消臭機能つきの靴下が売られていますが、
その消臭効果がどれほどのものかは疑問です。