頭皮が固い方は要注意!頭皮のコリ・詰まりが招く不調
髪の毛のトリートメントは定期的にしていても、
頭皮のケアは二の次になりがちという方も多いかもしれません。
頭皮のコリや詰まりは、
疲れ目・頭痛・抜け毛・コシのない髪の毛などのさまざまな不調に繋がります。
また、髪には年齢が出ると言われますが、
「最近、髪のコシがなくなった」
「毛が抜けやすい」という方は、加齢のせいではなく、
頭皮が固くなっているせいかもしれません。
しっかりとほぐして健康的な頭皮を目指しましょう。
頭皮を柔らかくするメリット
頭皮のマッサージは抜け毛に効果があるのか!?
そもそも頭皮の健康と抜け毛とは関係があるのかと疑問に思われる方もいるかもしれません。
動画では、頭皮マッサージと育毛の関係についてお医者さん目線で解説されています。
育毛によいとされる成分のみを塗った場合と、
同じ成分を塗った上で外的刺激も与えた場合の発毛効果を比較した研究結果から、
頭皮マッサージをおすすめする内容となっています。
自分でできる頭皮ケア3選
おでこをつまめない人は要注意!?
おでこをつまめない方は、頭の筋膜が固くなり老廃物がたまっているかもしれません。
頭皮も老廃物がたまると、コシのない毛髪、抜け毛、お顔のたるみにつながるため、
こまめにほぐしていきましょう。
動画では、デスクワークの合間や、
電車の移動中、テレビを見ながら、など、ほんの数分でできる頭皮ケアが紹介されています。
【手順】
1. こめかみの上•眉毛の横あたりに二本指をおき、上に引っ張りながら揺らす。
こめかみから側頭部の筋肉を柔らかくします。
2. 眉毛の上あたりに二本指をおき、上に引っ張るように揺らす。
詰まりがあると軽く揺らすだけでも痛いかもしれません。
3. 眉間のあたりのしわを伸ばすように上に引っ張り揺らし、徐々に生え際に向かって上へ上へとスライドする。上にいくにつれ、動かなくなってくる方もいるかもしれません。
4.生え際に沿って二本指をおき、引っ張って揺らす。
5.眉間をつまみほぐしながら、徐々に生え際に向かって上へ動かしながらつまみほぐす。
65本指を頭の分け目にまっすぐおろし、つむじに向かって指圧しながらほぐす。
7.手のひらを頭におき頭をつつみながら、前後に揺らし筋膜をほぐし、少しずつ位置をずらしながら、前から後ろまでまんべんなくほぐす。
8.5本の指を毛髪にかき、前後左右に動かすことで毛穴を揺らす。
白髪にもよい!?顔周りのリンパマッサージ
頭皮のリンパの流れをよくすることで、白髪予防にもつながります。
お顔周りのリンパに注目し、疲れやすい箇所をマッサージしていきます。
お顔周りの流れがよくなるので、小顔にも効果のあるマッサージが紹介されています。
【手順】
1.耳下腺リンパ(耳の裏の下部のくぼみ)をマッサージする。
2.耳たぶをつまみ前から後ろへ回す。
3.耳の中を指でプッシュする。
4.生え際から指を入れ、髪をかきあげるように指でマッサージする
5.頭のセンターを5本指でつかみ、回しながら指圧する。徐々に指を移動させながら、頭全体を行う。
6.生え際に2本指をおき、揺らしながらほぐす。痛い箇所や固い箇所は入念に行う。
女性の薄毛の原因と改善方法
女性でも薄毛に悩まされる方は案外多いものです。動画では、薄毛の原因とともに改善方法について説明されています。
【薄毛の原因1:女性ホルモン】
まつ毛や眉毛なども含め、お顔の上部の毛髪は、女性ホルモンと関連が深いです。なので、女性ホルモンを活性化することで薄毛を防ぐことができます。
以下のツボは女性ホルモンを活性化してくれるので、時間があるときに刺激するとおすすめです。
・三陰交:くぶるしから指4本上の痛いところ)
・膻中(だんちゅう):胸の中心
・天渓(てんけい):乳房の輪郭線の乳首の高さにあるツボ
【薄毛の原因2:加齢による頭皮の血流低下】
頭頂部の毛細血管は加齢により30~40%程なくなると言われます。そのため、頭皮マッサージを行うことで血流をよくすることも有効です。
頭皮につながる首・肩周りも合わせてケアするとよりよいです。
【薄毛の原因3:強すぎるシャンプー】
毛根を傷つけると薄毛に繋がるので、爪を立ててがしゃがしゃと洗うのはご法度です。指の腹でマッサージするように洗うようにしましょう。
【薄毛の原因4:カラーやパーマ】
カラーやパーマも頭皮に刺激が強く、毛根を傷つけるため、頻度に気をつけましょう。カラーとパーマを同時にしないなどの配慮が必要です。
頭皮のスペシャルケア!おうちでヘッドスパ
お風呂前に行うオイル・ヘアブラシ・綿棒を使ったスペシャルな頭皮ケアはいかがでしょうか。毛穴につまりやすい脂や汚れが取り除かれ、すっきり気持ちいいのでおすすめです。
【手順】
1.オイルを指の腹で頭皮全体に馴染ませ、3分おく。
※オイルはホホバオイル・アーモンドオイル・椿オイルなどなんでもOKです。
2.ヘアブラシで毛流れに逆らって(オールバックの方向で)、頭皮をマッサージするように溶かす。
※ブラシは目の粗いものがおすすめだそうです。
3.綿棒を両手に持ち、人差し指を綿棒のコットン部分にあてる。そのまま頭皮に綿棒を押し当てて離す、を繰り返し、変え際から毛流れに逆らいながら徐々に後ろへずらし頭全体に行う。
4. シャンプーを2回する。
まとめ
みなさんはどのケアがお好みでしたか。
どれも気持ちがいいのですべて試してみて、
ぜひご自身に合うものを習慣に取り入れていただきたいです。
頭皮を触ってみると、
動きづらい部分や軽く触っているだけでも痛い部分があることに気づくかもしれません。
おでこや生え際などはあまり意識して触らない方も多いと思いますので、
意外と痛くてびっくりしたかもしれませんね。
思えば若い頃は頭皮も青白く透明感があり、柔らかい状態が普通でした。
それが、加齢やデスクワーク、スマホの見すぎなど、さまざまな要因で、頭皮にも疲れが蓄積していきます。
日々のちょっとした時間に頭皮ケアを取り入れ、抜け毛や白髪を防ぎましょう。